薬膳食材として古くから重宝されてきた「クコの実」は、近年スーパーフードとして脚光を浴び有名になった「ゴジベリー」ということをご存知でしたか? 薬膳食材の中にはクコの実以外にも、まだまだ知られていない美容効果が高い食材がたくさんあります。
そこで今回は国際中医薬膳師の筆者が、寒いこれからの季節にぴったりな「温性」の効果を持つ、美容効果抜群の薬膳食材をご紹介。カルディや大手スーパーなどで買えるのでチェックしてみてくださいね。
■むくみがすっきり「杏仁パウダー」
杏仁豆腐で知られる「杏仁」はあんず(南杏)の種の核を折り出したもの。杏仁パウダーは、杏仁を粉状にした物です。
杏仁の効能は、咳を抑えて喉を潤す、身体の余分な水分を排出してむくみをすっきりさせる他、ダイエット効果もあります。
熱い飲み物に入れると溶けやすいので、ホットミルクに入れるのがオススメです。
■血をキレイにしてくれる「紅花(べにばな)」
血行促進効果があるので冬にオススメの食材です。古い血や汚れた血を溶かすといわれ、生理痛など婦人科系のトラブルを改善したい時によく使います。
筆者は紅花をお米と一緒に炊いたり、お茶に入れて飲んだりします。
■不眠やイライラを助けてくれる「棗(なつめ)」
不眠やイライラを和らげ、胃腸の調子を整える効果があり、全身の血行を良くしてくれます。乾燥して売っていて、ほんのり甘みがあります。
お茶の中に入れて飲み、飲み終わったら棗もそのまま食べるのがオススメです。筆者は煮物に入れることもあります。
■便秘を改善する「松の実」
肺や気管支を潤し、咳を止める効果があります。食欲減退や便秘を改善、滋養強壮効果もあります。
料理やサラダ、スイーツのトッピングとしてごま感覚で使え、ナッツ類と同じようにおやつ感覚で食べても美味しいですよ。
いかがでしたか? どれも冬に嬉しい効果を持つものばかりです。ぜひ参考にしてくださいね。
(紅華堂主宰・国際中医薬膳師・坂本 雅代)
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